いわゆる「ソウルメイト」という、魂で結ばれた関係は、正直、重要でないと思っています。このように言うとロマンがなくて、冷たいように感じられるかもしれませんが、実は、むしろ逆で、自分の身の周りにある関係のすべてが、魂レベルのつながりがあると考えているから、特に重要な関係はないと思うわけです。
科学技術が発展し、世界中の人々と瞬時につながることができるようになっても、それでも、つながるひとの数は限られています。不思議なことに、つながることはできても、それを人間の脳が許容できなくて、やはり一生のうちでそれなりの関係になったり、影響を受けたりする人間ってそんなに多くはないんです。つまり、その関係にこそ、すでに魂レベルのものがあるわけで、そのなかで特に「ソウルメイト」と重要視して分ける必要がないと思うんです。
すべての出会いには意味があって、それは魂レベルの関係がもたらしてくれるもの。その意味ですべての人間関係が「ソウルメイト」なんです。イヤなあのひととも、傷つけられたあの関係も、それはそれで、わたしにとって意味のあったもの。すべての人間関係に「ソウルメイト」と言えば、もうどんな人間関係も恐れることはありません。
『Talking to Heaven Mediumship Cards』 by James Van Praagh
陰陽五行による解説
「人間関係」は陰陽五行では「土」に象徴されます。「土」は「木」=「思い」に「火」=「高次の介入」があって、形になってくるので、つまり、すべての「人間関係」は「高次の介入」があって成り立つものということです。そのため、それはすでに「魂レベルのつながり」であるということがわかります。
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