「大切にしたいもの」はあっても、それが「こだわり」になってしまうと、エゴに囚われていく可能性が高まってしまいます。「大切にしたいもの」それ自体を大切にして、守るのは当然として、しかし、そこに「こだわり」はなく、ただそうしたいだけと思っているというのが理想ではないか。
わたしが「守りたいもの」と思ったとき、自分の「芯」とか「軸」かなと思ってしまいます。でも、それってガチガチの「芯」を持っているよりも、どちらかと言えば柔軟なほうがいいわけで、だとしたらそこに「こだわる」ことは違うのかも。
自分の「芯」にさえ、こだわることを疑ってみると、なんだか一気に軽くなった気がします。おお、やっぱり変なこだわりがあって、それを守ろうとして必死になってただけだった!つまり、それはエゴだったんですね。
そうして、いろいろ外していくと、自分のなかでちゃんと「守りたいもの」っていうのが残っていくと思うんです。なにもないようで、そこになにかある。そういうところに、本当に大切にしたいものがあるはずです。
『Galactic Guides Oracle』 by Victoria Maxwell
陰陽五行による解説
「大切にしたいもの」「守りたいもの」ということを題材にして、陰陽五行の「土」から「水」への相剋ルートのことを書いてみました。「金」の触媒は、これまでの「枠」を疑い、そして「手放して」いくことを象徴しています。今回の文章は、まさにそれを疑似体験するようなものになっています。
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