「あなた」と「わたし」の関係は、そこに必ず陰陽の関係が成り立ちます。
男性(陽)と女性(陰)、年上(陰)と年下(陽)、元気がある(陽)と元気がない(陰)などなど。
陰陽の関係っていうと、どうしても「光」と「影」のイメージでどっちかに優劣をつけがちだけど、本当は、それがあるから成り立つってだけで、それも常に変化し続けるものであって、レッテルではない。だから、優劣はなくて、力関係も特にない。どっちがどうとか、役割すらも、それによるところではないんです。
大切なことは、そうやって、人間の関係性って常に変わっているってこと。一点に固定されたものでも、ずっとこうであり続けなければならないという直線上のものでもないんです。常に変化し続ける。それこそ、人間関係がうまくいくコツです。
『Buddha Wisdom』 by Laura Santi
陰陽五行による解説
「人間関係」は陰陽五行では「土」に象徴されます。「土」は「陰陽混ざり合った世界」の象徴でもあり、それは常に動いているものでもあります。つまり、「人間関係」も「動くもの」で、固定化されたものではないということになります。

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