学ぶことをやめてしまったら、おもしろくない人間になります。仕事をしているひとだと、学ぶことをやめてしまった時点で、不思議とお客さんにも見抜かれてしまうんです。また、同業者からみていても「あ、あのひと学ぶのやめてしまったなぁ」ってどこかで気づかれてしまいます。
わたしの専門は元々医療系なので、医療の世界では、それは当たり前のことでした。学校で習った考え方が、実際の臨床では通用しないことはしょっちゅうだし、何年かすると、今まで常識だと考えられていた手技も時代遅れになったりします。日々勉強であって、それができないと置いて行かれるどころか、仕事ができなくなってしまうんです。
これって、どの分野においても、本当は同じこと。今、専門にしているスピリチュアルの分野でも、どんどん新しい考え方が生まれてくるし、リアルに魂の成長が起こっていたりするから、学ぶ足を止められないんです。だから、わたしは「占い師に必要な素質」は「飽くなき探究心」だとお伝えしています。学ぶことをやめるとき、それは運勢だけに従って、人生を諦めるときなのかもしれません。
『Oracle of the Mythic Heroes』 by Letao Wang
陰陽五行による解説
「学ぶことをやめる」は「気づき」が得られないということで、陰陽五行では「土」に留まって、動くことをやめてしまうということです。言い方を変えれば、「物質世界」に留まるということであり、これは現代の「占い」の考え方とは相いれないものになります。そのため、そこを追究していくことが必要だと考えるわけです。

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