自分のことを無条件に受け入れることができるのって、本来、自分だけかもしれません。
わたしが日夜向き合っているのは、わたし自身の純粋な生のアイデアで、それを認めることではじめて、世の中に表現していくことができます。そう、わたしがなにか行動するとき、すでにわたしはわたしのことを無条件に認めているんです。そうして無条件にわたしを認めてくれる部分を、わたしの無意識といって、それはどんな状況であっても、いつもそばにいてくれる存在です。それは、どんな状態のわたしであっても、まったく条件なしに受け入れてくれるんです。
逆にいえば、わたしのなかでその受け入れに反発するのは、かなり意識的な部分。自分のなかに浮かんでくるいろんなアイデアを無意識は「それ、いいじゃない!」と言語化しようとしてくれます。けれど、意識の部分が「いや、そんなことしたって」「それは常識的に」と、反対しようとしてくるわけです。
無意識の「それ、いいじゃない!」を素直に受け取ることができれば、もっとずっと楽になります。あなたが思いついた時点で、無意識からの許可は出ているわけです。あとはそれを実行するかどうかだけ。すべて受け入れることにしてみれば、ステキな展開が起こります。
『Wisdom of the Wild Things Oracle』 by Angi Sullins
陰陽五行による解説
自分を「受け入れる」のは「無意識」と書きましたが、これは「火」に象徴されます。「火」は「思い」=「木」にはたらき、それを「現実」=「土」に向かわせます。自分が「思いついて」、「言語化」したとき、それはすでに「現実」に向かっているので、「無意識」に「認められた」といえるのです。

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