自分が生きている世界が当たり前になってしまうから、どこまでいっても、いまの世界が当たり前だと思ってしまいます。「なにを当たり前のことを?」って思うけれど、いや、だから変わるのは難しいと思ってしまうわけです。
「わたしはもっとできるはず」という感覚は、正しいことが多いです。なぜなら、自分が想像できることは、たいてい実現可能なことだから。「できるはず」って思うとき、本当にそれができちゃう自分をみていて、ちゃんと実現可能なのです。
しかし、それができないのは、いまの世界が当たり前だと思ってしまうから。その当たり前から抜け出さないと、想像していることも、単なる夢物語になってしまいます。
ですから「できるはず」と思うなら、「できるかも?」と言い替えてみましょう。「できるかも?」で少しだけ動き出してみると、本当に「できる」自分につながることができます。ほら、ちゃんとできるやん!
『THE STARSEED ORACLE』 by Rebecca Campbell & Danielle Noel
陰陽五行による解説
ひとは生きていくなかでどうしても自分の場所を定義したくなるから、どこかで「枠」を作ってしまいます。これが陰陽五行の「土」の世界観です。「土」は「育てるが、腐らせる」という性質を持ち、たしかに生きていく上で必要なのですが、そこにハマり続けるとだんだん抜け出せなくなって、変わることが怖くなってしまうのです。そこから動き出すためには、少しの気づきが必要です。「できるかも?」と視点をずらしてみることは、このための強力なツールです。
コメント