自分のために時間を使う

オラクルメッセージ

今、自分のために時間を使えているだろうか。好きだと思って見ていた映画が、本当は自分が好きなのではなくて、誰かの趣味に合わせているだけかもしれない。自分のために読んでいるはずの本が、本当は誰かに求められて読んでいるだけなのかもしれない。

時間は、お金以上に有限です。人間の寿命は、科学によってどれだけ延びたとしても、それでも限界が決まっているものです。しかも、時間の残りは確認できないのです。ですから、生きている限り有限である時間の使い方をちゃんと習得できなければ、お金の使い方もあやしくなっていきます。お金も時間も、まず自分のために使うということは共通しているからです。

「過去」や「未来」のことを考えて「現在」に集中できないのも、自分のために時間を使えていないことになります。今を生きる自分は、ただ今に生きることに集中できるのが普通です。「過去」や「未来」に思考が囚われてしまうのは、自分ではない誰かに影響を受けてしまっているからです。「心配」とか「後悔」をしながら生きるように仕向けられているのです。(怖い話になってきました~)

「今、やろうとしていることは、本当に自分のために時間を使うことですか?」

この質問に「Yes」なら、その時間は心から楽しめるものであるはずです。なにかを積み上げている途中であっても、その過程すら楽しめている状態でしょう。自分の人生を生きているといえます。逆に「No」なら、どうしようもなく苦しい状態かもしれません。なぜなら、自分の時間を他人のために使っているということは、自分の人生を生きていないからです。今すぐ放り出すことは難しいかもしれませんが、少しずつ自分のための時間を確保するようにしていってください。

自分のために時間を使うことを意識するようになれば、本当の自分の人生を生きられるように、少しずつ人生の流れが変わっていきます。

陰陽五行による解説

「時間」はわたしたちの「肉体」と直接つながっているものです。わたしたちが普段寿命と表現しているのは「肉体」の時間であって、それによって「時間」が支配されていることがわかります。「肉体」は陰陽五行で「土」の象徴にあたるので、「時間」も「土」に象徴されます。「時間に縛られる」と表現するように「時間」にも「枠組み」としての役割があるので、やはり「土」であることがわかります。

「自分のために」というのは、本来の「自分」のためにエネルギーをつぎ込むことであり、陰陽五行で「自分」は「水」です。五行の「水」は「魂」や「本質」を象徴するので「自分のために時間を使う」というのは、今を生きるエネルギーを本来の自分に注いでいくということになります。これは陰陽五行の「土」から「水」に向かっていくルートのことを示しています。元来やっつける関係であるとされてきた「相剋ルート」なので、「水」は「土」にやっつけられる、すなわち「本来の自分は常識につぶされていく」「本来の自分に使う時間よりも他人の価値観に従って使う時間のほうが楽」ということです。しかし、ここで意識的に「本来の自分ために時間を使う」とすることによって、「土」から抜け出して「水」に向かうことができます。

つまり、時間を自分のために使うことを意識的に行うことで、本来の自分を取り戻していくことができるのです。逆にいえば、自分のために時間を使えていないのは、世間や社会、親、など誰かの価値観、常識に縛られながら生きているということです。

「自分のために時間を使えてる?」と自分に聞いてみるとおもしろいことが起こります。

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