なんでも「楽しい」って言ってしまえばこっちのもの!
わたしにとって、陰陽五行の勉強はいやでいやで仕方なかった。つかみどころのない話に、こじつけにも思えるような柔軟さ。理屈で説明されると難しいのに、感覚的にははっきりしている。なんだこれは!学問として、どこから学んだらいいの?!当時のわたしは、まだバリバリの理系だったから、なんとか理屈で理解したくて、それは苦行のような勉強でした。
しかし、どこからか、ふと楽しくなる瞬間がありました。わたしは、以前から「つながる」感覚が好きで、特に、哲学と心理学とか、心理学と精神世界とかの概念が重なってくるところが好きでした。そのため、陰陽五行を勉強していって、その感覚がハマったとき、「これだ!」って楽しくなっていったんです。
つまらないと感じてきたら、いったん「楽しい!」って言ってみると、たしかに、楽しくなっちゃう側面が見えてきます。自分がやろうと思っていることは、興味のないことではないし、本来楽しくないことではないはずなのです。だから、「楽しい!」って言って、やってみると、ほんとに楽しい要素が輝きだして、そのやり方がわかってきます。
『Mushroom Spirit Oracle』 by Nicola McIntosh
陰陽五行による解説
「楽しい」って言ってしまうということは、「今ココ」に意識を向けなおすということです。「今ココ」は陰陽五行では「土」に象徴されます。「土」は「自分の立ち位置」でもあるので、そこに意識を向けることで、自分の生き方を考え、ちゃんと「地に足のついた」生き方をすることができるのです。
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