「すべては魂の計画通り」と思ってみるとおもしろい。人間としてこの世に生まれる前に、この人生で経験すること、そしてそこから学ぶことを、魂が自分で決めていて「成長カリキュラム」を組んでいると考えてみると、焦ったり、困ったりしているのは本来の自分ではないと思えてきます。
ここでぶち当たっている壁も、もともと自分で準備しておいた課題であって、わたしの魂は「お、いよいよか!ようやく来たね!」くらいの気持ちで、この状況に立ち向かおうとしている。それなのに、わたしの意識ときたら、慌てふためいてしまって、「なにをどうすればいいのか、わかんなーい」とパニックになってしまうんです。わたしの魂はちゃんとこうなることを知っていたから、本来のわたしなら「うんうん、いよいよね!」と、サラリと乗り越えていくことができるはずです。だって、全部計画通りに進んでいるのだから。
すべてが魂の計画ならば、ここで終わるわたしじゃない。まだまだ上にあがることができる。もっともっと、上を目指せる。わたしの魂の成長のために、わたしは、そんなカリキュラムを組んだはずだから。
『SACRED SPIRIT READING CARDS』 By Anna Stark
陰陽五行による解説
「魂の成長」は、陰陽五行の「相剋ルート」で示されるものです。「相剋ルート」は「木」⇒「土」⇒「水」と進んでいくルートですが、現代人の多くは「土」の世界にハマって先に進めなくなっています。「土」の世界は、物質的なものに囚われた世界です。世の中はお金がすべてだと思っていたり、肉体がすべてだと思っているのがこれにあたります。
そこで、今回は、魂に目を向けるということを書いてみました。目の前で起こることが「魂」の計画であると考えることは、目の前で起こることが単なる「物質的な展開」ではなく、「魂の成長」の糧として捉えなおすことができます。これは「水」の見方に等しいものです。そのため、すべては「魂」の計画と考えてみることで、「土」から抜けだした「本質的な」=「水」の視点を持つことができるようになるのです。
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