わたしの心に浮かぶことは、本当に実現できること。「じゃあ、宇宙飛行士になれるの?」って思うけど、それは自分の心に浮かんでいることではなくて、誰かの夢を重ねているだけ。自分の心の奥から出てくるような、もっと深い「これがしたいのよ~」ってことは、ちゃんと実現できるようになっている。ちゃんとそっちへ進んでいける。
でも、自分の心に浮かぶことって、意外と見えていないし、すぐに忘れてしまうんです。自分では、ちゃんと捉えたつもりでも、いつのまにかどこかに行ってしまう。そして、いつのまにか誰かの思いとごっちゃになって、本当の自分の思いなんて、ずっと昔に置いてきてしまうんです。
「わたしの心に浮かぶこと」を真剣に考えてみると、ずっといい加減に扱ってきたことに気がついて、自分をないがしろにしてきたんだってわかります。だから、これからはちゃんと自分の心と向き合いたいって思うんです。あなたが思い浮かべることは、すべて美しく実現していくのだから。
『The Faery Forest』 by Lucy Cavendish
陰陽五行による解説
陰陽五行では「思い」が「実現」していく過程で、「火の触媒」が必要だと説かれています。「火の触媒」とは、「明らかにすること」「認めること」など「愛」を与える(得る)ことです。ここでは、自分の「思い」をきちんと「認識」すること、それ自体が、この「火の触媒」と同意であることを書いてみました。自分の「思い」をはっきりと認識することで、それはすぐに実現の方向に向かっていくのです。
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