そのうちわかるからだいじょうぶ

ときどき、ふいにやってくる大きな変化に圧倒されて「なんでわたしがこんなめに」と、絶望のふちに立たされることがあります。いつもなら「そういうことか！」といろいろな解釈が自分のなかでまとまって、それなりにうまく対処できるはずなのに。目の前のこれはなんのために？どういう意味があるの？と苦しくなってしまうんです。

受験がうまくいかなかったとき、まさにそうでした。あれだけがんばったのに、どうしてうまくいかないの？みんなが遊んでいるときも、自分は歯を食い縛ってきたのに。。。

その意味がわかったのは、もうずいぶんあとになってから。いや、意味がわかったわけではないのかもしれません。今でも、なんでうまくいかなかったのかなと思うこともあります(単に学力が足りないだけです(笑))。でも、あの経験がなければ今の自分はないし、カードとか占いとか整体とか、今の自分が好きと言うものにも出会うことさえなかったと思うのです。だから、自分の人生にとって、ほんとに大きな意味があったと思います。

どんなにたいへんだと思うことでも、わたしが乗り越えられるから与えられたもの。その意味も理由も、そのうちわかるからだいじょうぶ。そのうち、ちゃんとわかるから。

『KEEPERS OF THE LIGHT ORACLE CARDS』 by Kyle Gray

陰陽五行による解説

自分でちゃんと意識して「生きる」と思っていると、そこには必ず「高次の手助け」が入ります。しかし、これは自分の意識ではコントロールできないものであり、また、こちらの価値観で理解できないものであったりします。ここで書いたのは、受験に失敗するということでしたが、そこでうまくいくことが必ずしも自分にとっていいことであるとは限らないのです。それがあとになってから、ようやくその意味がわかってきたりするわけです。大切なのは、なにかの力が働いているということを認識しておくことです。それは陰陽五行では「火の触媒」や「金の触媒」と呼ばれるものです。