高校生のときにバンドをやっていたのもあって、THE BLUE HEARTSの歌をよく聴いていました。どの歌も大切なことを教えてくれたけど、当時CMでも使われていた『情熱の薔薇』には、なんども救われました。
その歌詞に「見てきた物や聞いた事 いままで覚えた全部 でたらめだったら面白い」というのがあります。
もともと医療職で、そこからスピリチュアルみたいなことをやっているわたしです。そう、そうやって現場を変えてみると、あら不思議。ほんとに、いままでのことがでたらめになっちゃったりするんですね。
意識で考えていることは、少し視点を変えるだけで、ぜんぶがでたらめになっちゃうようなことだったりします。だから、でたらめでいいし、常識とか、「普通は~」とか、そんなもので固定することもありません。そんなことよりも、今の自分がどう感じて、どう生きるのか、それだけがすべてです。
『ORACLE OF THE HIDDEN WORLDS』 by Lucy Cavendish
陰陽五行による解説
自分のなかで「常識」になっているものでも、一般に「そのようだ」といわれているようなことも、すべてひとつの「枠」にすぎません。一歩外に出れば、まったく違うように考えられていることも珍しいことではありません。これを陰陽五行では「土」の世界観といいます。「土」の世界は、自分の足元でもありますが、「枠」になってしまうとそこから動けなくなり、ずぶずぶとハマっていって、「枠」を疑うことすらしなくなってしまいます。「もしかしたら、それもでたらめかも?」と思うことが、「土」の「枠」から抜け出して、本来の自分で生きることを助けてくれます。
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