なんでもちゃんとできるほうがかっこいいと思っていたわたしは、「やりたい!」と思ったことでも、とりあえずいったん寝かせて、計画を練って、いろんな条件を整えて、それからようやく実行しようとする、というとても時間のかかることをやっていました。まぁ、いまだに、やってみたいことってすぐには動き出せなくて、どこまでもカンペキ主義的な発想であれやこれやと準備に時間をかけるのですが。
でも、本当に、ちゃんとうまくやっていけるひとって、すぐに動いて、サクッとできてしまうひと。そのひとたちは、はじめる前からいつまでもぐずついているわたしと違って、真っ先に飛びついて、パシッと経験を積んで、どんどん上達していってしまうんです。わたしが準備を進めて、いよいよと始める頃には、もう応用的なことをやっていたりするから、どこまでいっても追いつけない、いわゆる「アキレスと亀」状態になってしまいます。
だから、なにかで迷って、即行動!ができなかったら、自分に対して「いいから。とりあえず、やってみ?」ってツッコみをいれてみます。自分からのツッコみだから、「あ、じゃあ、形からでも…」ってなってきたら、占めたもの!その流れでいろいろやっていくと、やってみたかったことのおもしろさとか、楽しい部分に気がつくことができていきます。そうして、どんどん上達すれば、あの、みんながみていた、サクッとサラッとうまくできちゃう、そんな世界に入っていくことができるんです。
『Sacred Rebels Oracle』 by Alana Fairchild
陰陽五行による解説
「とりあえずやってみる」は、「実行」することなので、陰陽五行では「土」に象徴されます。「実行」して「土」になるということは、「やりたいこと」=「木」に、「火」の触媒がすでに加わっていることになり、すでにその方向に進みだしているという「現実」を作り出すことにつながります。
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