自分の「やりたいこと」というのは、独立しているもの。つまり、それは「誰かといっしょに」とか「誰かがやっているから」というような影響はまったくうけなくて、誰もいなくても、誰にも見られなくても、自分が勝手にやりたくなってしまうこと。
けれど、わたしが思うより、わたしはまわりからの影響を受けているもの。自分が考えていると思っていることでも、深く掘っていくと、実は自分の考えではなくて、親とか学校の先生の考えをそのまま受け継いでいたりします。いや、それ自体が悪いことというわけではないのですが、それがすべてになってしまって、自分の本当の考えを見失ってしまうと、自分の人生の主導権を失くしてしまうことになるんですね。
わたしが「やりたい」と思っていることは、本当にわたしの考えからきているだろうか?誰かに依存して(影響されて)、それと思っているだけではないだろうか?
自分の内側からやってくる、熱いものこそ、わたしが、ただひとつ感じるべきものだ。
『Mists of Avalon Oracle』 by Rose Inserra
陰陽五行による解説
「やりたいこと」は「思い」のエネルギーなので、陰陽五行では「木」に象徴されます。一方で、誰かに「依存すること」は、そういう「枠」に入ることになるので「土」に象徴されます。「木」と「土」では、陰陽の関係であるため、まったく切り離して考えることが必要になります。
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