ネガティブな感情の裏側には、必ず「生きる目的」が隠されています。ネガティブな感情を感じたときこそ、それはどこからくるのか、なぜこれを感じる必要があるのか、って深く掘っていくとおもしろいことがみえてくるんです。
例えば、「なんで自分ばっかりこんな目に」って思ってしまうのは、本当は「自分を大切にしてほしい」と思っているから。本当は「大切にしてほしい」のに、いろんなことで傷つけられてしまうから、「自分ばっかり」というネガティブな感情に囚われてしまうんです。でも、その根本的な原因は、むしろ、自分が自分のことを大切にしていないことだったりします。「自分ばっかり」って思うとき、自分のことを責めてしまったり、逆に自分を苦しめるようなことをしてしまったり、自分でそれを選択していたりするわけです。つまり、こういうひとの「生きる目的」は「自分を大切にすること」と直結している、ということになります。
感じたくないようなネガティブな感情であっても、それは、あなたになにかを教えようとしています。あなたが生きていくなかで感じる必要があるから、その感情が発生しているのです。そこから、なにがみえてくるでしょうか?ネガティブなものを、ネガティブなだけで終わりにせず、その先に見えるものを感じてみましょう。この感情は、この感情だけで終わりではありません。
『Fairies Oracle Deck』 by Eugene Fletcher
陰陽五行による解説
「感情」は「モヤモヤ」したものなので、「木」に象徴されます。これを言語化するなどして「深堀」することは、「明らかに」することなので「火」に象徴されることです。「木」に「火」のエネルギーを加えることで、それは「土」に向かっていくことになるので、なんとなく「モヤモヤ」していたものが「現実」のものとして、目の前のことに適応されるようになるというわけです。

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