無意識がやっていることって、無意識だから、意識で理解しようとしても難しい。600ページを超えるタロットの教科書の「この本を書くことも、海をフォークでかき混ぜるようなもの」という書き出しの文句が思い出されます。
早朝配信がしたいと思って、前日も早く寝たにもかかわらず起きられないことがあります。寒くて起きられないというより、普通に気がついたら、もう時間を過ぎていたりします。普通なら「あ、今日はしっかり休むことが必要なんだな」って考えるわけです。しかし、無意識のおもしろいところはそれだけではない、ということ。
例えば、毎朝配信を続けることは、観ていただく方がいて成り立つわけで、今日はその誰かが、あんまり観たいと思わなかったから、みたいなところからも影響を受けたりします。また、今日はやらないほうが、明日の楽しみとしてとっておくことができるからとか、今日はネタが拾いにくいからとか、今日はなんだか変なひとが来そう、みたいなことさえわかっていて、無意識が調整してくれているのです。さらに深いところでは、毎朝続けられることに対する嫉妬を防ぐためとも考えられます。毎朝続けられるって、普通に羨ましいですから。
今のわたしの意識で考えられるのは、せいぜいこの程度。でも、無意識にはもっと深い意味や目的があって、「まだまだやな」って微笑みかけてくれます。無意識が、本当に、すばらしい方向へ導いてくれている。それはあとからわかってきます。そう、どんなことでも、すべてはわたしのために。
『Water Alchemy Oracle』 by Alexandra Wenman
陰陽五行による解説
今回は「無意識」を信頼するための文章を書いてみました。意識で理解しようとしてもできないかもしれませんが、それでも「無意識」を信頼しておくことは重要です。「無意識」は陰陽五行では「火」に象徴され、「火」は「認める」ことで強くなるので、それはさらに強力に人生を導いてくれるようになるわけです。
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