なにかを疑うことは、信じられないってこと信じているということ。だから、結局、裏切られたり、信じたいことと逆の結果になったら「ほら、やっぱりね!」って言ってしまいます。でも、実際には「ほら、やっぱり」と言っているのだから、そっちのほうを信じていたわけで、自分の信念は「信じたい」ことの反対にあったということがわかります。
困難に直面したとき、それが自分のために起こっていて、自分にとって結果として役に立つものであると信じたいと思っています。しかし、その荒波のなかにいると、ツラい感情に飲まれてしまって、それをどこかで疑いはじめるんです。そして、自分の心の奥底では「やっぱりうまくいくはずがない」とネガティブな側面に注目し、それを信じ、信念にしてしまいます。だから、結果は「ほら、やっぱり」と思った通りうまくいかないってことになります。
自分のなかの疑いに気がついたら、それはすでに信念を置く場所が違っているということ。あなたはどこを目指しているのですか?なにを信じていたいですか?自分のなかの信念を見直し、わたしが信じたいものにフォーカスすることができれば、それがあなたの信念になっていきます。そして、信念はそういうふうになっていくのです。
『Pegasus Oracle』 by Alana Fairchild
陰陽五行による解説
どんな「思い」でも「信じる」ことによって「現実」になっていきます。ですから、たとえ「疑い」というネガティブな「思い」であっても、それを「疑い」として「信じて」いれば「現実」になっていくのです。そういう「現実」になっているということは、それを「信じている」ということ。これは陰陽五行の「木剋土」のルートに象徴されます。

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