親しい人のことを「心配する」ってことがよくあります。なにかに挑戦しようとしている人をみていると「うまくいくか心配」になって、思わずアドバイスなんかをしてみたくなってしまったりするんです。また、自分がよく知らない分野でがんばってる人たちをみると「こんな分野でがんばっているなんて、心配」と自分でもよくわからない心配をしてしまうことがあります(占いも整体も心配されやすい分野です(笑))。
これが家族のことになると、なおさらです。親は子供のことが心配で、子供は親のことが心配です。お互いが心配しあって、いつのまにかがんじがらめで、将来への不安で頭がいっぱいになっていたりするんです。でも、心配ってすればするほど大きくなるし、またそれは相手に対する暗示になっていきます。親が心配して「転ばないように、気をつけなさいよ」と言われた子供は「ほらやっぱり!」とつまづいて転びます。「将来が心配」って思っていると、そういう証拠がどんどん集まって、それがわたしにとっての現実になっていきます。
心配することは、暗示をかけることです。心配するための心配をして、心配をする現実を創り上げていくものです。心配なんてしなくていいですね。安心して、楽しく毎日を過ごす。ただそれだけで、楽しく安心できる毎日になっていくといきます。
『Pixar Inspiration Cards』 by Brooke Vitale
陰陽五行による解説
「心配」は「不安」であって、それは「思い」のエネルギーです。「思い」は陰陽五行では「木」に象徴されます。「木」は上へ上へとのぼっていくものの象徴であり、つまり、心配すればするほど、それはどんどん大きくなってしまうものなのです。
そのため、逆に「安心」することを選択するようにしましょう。「安心」は「今を生きること」=「土」に象徴されます。そのため、「木」とは反対の方向にエネルギーが進むことになり、ふわふわ上向きではなく、しっかり下向きに、今に集中していられるようになります。
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