すべて自分の投影

オラクルメッセージ

この世界でわたしが触れるものは、すべて自分の投影であるらしい。わたしがそれをなかなか理解できないのは、自分のことよりも他人のことを優先することを学んできたから。他人のほうが大切にされるべき世の中で、どうしてすべてが自分の投影だということができるだろう。

でも、考えてみれば、それさえも自分の投影になっているわけです。自分よりも他人を優先するって考えているから、他人のほうが大切にされるという現実が認識されている。そして、自分がそういう意識であるために、みんなもそうだと思い込んでいるから、誰ひとりとして、自分のことを大切にできなくて、みんな不幸な状態になっている世界をみてしまうわけです。だから、わたしがみている世界では、みんなが他人のことを考えていて、自己犠牲に苦しんでいる世界。普通なら「そう思っている」と考えるだけなのかもしれないけれど、実際には、本当に、そういう世界に生きることを選んでいるわけです。

じゃあ、逆に、みんなが幸せになる世界もあるわけで。わたしがわたしのことを優先しないことが、すべての根源にあるならば、わたしがわたしを大切にすることが、問題を根本から解消していきます。わたしがわたしを大切にするとき、大切なわたしの意識が投影されて、わたしにとって都合のいい、わたしがみたい世界をみることができるようになっていくんです。すべてはわたしの投影だから、わたしの好きな世界を描けばいい。

『The Female Archangels Oracle』 by Calista

陰陽五行による解説

「投影」とは、「影を映す」ことで、これは光源からの光を受けて、その影をみることを意味しています。映画の映写機のイメージです。このイメージは陰陽五行では「火」を受けた「木」=「思い」のイメージそのものです。「思い」は「火」=「光源の光」を受けて、「現実」=「土」になっていくのです。「火」は「認める」「大切にする」ことなので、自分のことを「大切にする」ことで、自分の思うような世界を投影することができるというわけです。

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